新規顧客より常連客が大事?「3回来店の法則」でリピーターを増やそう!
新規顧客が多いの?広告をたくさん打っているの?
いいえ、答えの鍵を握るのは常連客にあります。
繁盛しているお店がやっている事それは「3回来店の法則」なのです!
今回は「3回来店の法則」について詳しく解説していきます。
飲食店の集客で困っている方、中々リピーターが付かなくて困っている方は必見ですよ!
是非ご参考ください(^^)
なぜ常連客が大事なの?
自分のお店をたくさんの人に知ってもらいたい!
そう思ったときやっぱり新規顧客を集めるというのが一番に思い浮かぶと思います。
新規のお客様ももちろん大事ですが常連のお客様が大事な理由があります!
理由①:集客のコスパがいい!
実は、集客において新規顧客を集客するより常連客を集客する方がコスパがいいのです。
例えば、既にお店に来てくれたお客さんにもう一度来店してもらえるようにするためにかかるコストが1万円だったとしましょう。この場合、『1:5の法則』によるとお店に来たことがない人をお客さんとして初めて迎え入れるためにかかるコストは5万円ということになります。
このように新規顧客を習得するより常連客を増やす方がコストパフォーマンスがいいのです。
理由②:常連客が新規顧客を連れてくる!
それが常連のお客様が紹介や新規のお客様を連れてきてくれるのです。
①常連さんが家族や友人、恋人などを連れてお店に来てくれます。
↓
②常連さんなので一緒に来てくれた方にお店をおすすめしたとします。
↓
③すると今後は連れてこられたお客様が別の方と来てくれる。
このように常連客が新規顧客を連れてきて数珠つなぎのようにまた別のお客様を連れてきてくれるのです。
常連さんはお店のいい所やおすすめポイントなどを事前に伝えてくれます。リアル口コミといった感じでしょうか(^^)
3回来店の法則とは?
常連客が大事なのはわかったけど、繁盛店がやっている「3回来店の法則」とは何なのでしょうか?
それは「人は3回同じお店に行くと、そのお店に何回も行くようになる。」という法則があるからです。
あるチェーン店の来店率を調べたデータがあります。
初来店されたお客様を100%だとすると2度目も来店したお客様はわずか「23%」
2度目来店されたお客様が3度目も来店してくれた割合は「74%」
3度目来店されたお客様が4度目も来店してくれた割合はなんと「90%」
それ以降5回来店した方も、6回来店した方も、90%を超え続けます。
このように人は3回来店したお店に高確率で再来店してくれるというデータがあります。
なので初来店のお客様が3回来店するような仕組みさえあれば、リピート客が増え続け、新規の広告などにお金をかけずに、繁盛し続けるお店を作れるということです!
再来店してもらうには
ではお店に何度も来てもらうための仕組み作りはどんなものがあるでしょうか?
様々な方法がありますが代表的なものをご紹介します。
ポイントカード
例えば、ラーメン店ならトッピング無料、居酒屋なら小鉢1品やドリンク1杯目無料などでお得感を訴求しましょう。
3回以上来店していただいたお客様には圧倒的な特典を付けると3回目以降も行きたいと思わせることができます。
例えば、ラーメン店ならトッピング全部のせやラーメン1杯無料、海鮮居酒屋ならお刺身盛り合わせ無料などで、3回目との差別化をして特別感を訴求しましょう。
期限付きクーポン
今すぐ使えるクーポンや期限のないクーポンだといつでもいいやとなり、中々再来店に繋がらないので「次回使える」や「有効期限を設ける」がポイントです。
有効期限を設けるとお得感を逃したくない顧客心理を活用でき、再来店に繋がりやすいです。
例えば、次回5%OFFクーポンや大盛無料、ビール1杯無料、ラーメン店なら味玉1個無料などなど…
インパクトが残る施策を
またお店によってはポイントカードとクーポンを合体させたものもとても効果的です。
例えば、下記のようにステップクーポンや選べるクーポン、ビンゴクーポンなんかも面白いアイディアですね。
まとめ
常連客が大事という事や3回来店してもらうことについて解説してきましたが、どの常連のお客様も最初は新規客から始まっています。
まずは、来店してくれたお客様1人1人を大切にし丁寧な接客が一番大事だと思います。どんなに美味しくて魅力的なお店だったとしてもそこで対応する店員の接客が最悪だったら2度と行かないと思います。
そんなお店作りを心掛けることも重要ですね。