坪月商という考え方と売上をあげるお店作りとは?
飲食業界ならではの売上額に対しての考え方で、お店の広さと関係があります。
今回はこちらについて詳しく解説していきたいと思います。
また坪月商のいいお店になるためのお店作りのポイントもご紹介いたします。
是非参考にしてくださいね(^^)
坪月商とは?
店舗の広さに対して、どのくらい効率よく売上を取れているかという事がわかります。
坪月商の求め方
坪月商の求め方は「月間の売上÷坪数」で表します。
例えば、月間の売上が400万でお店の坪数が20坪だった場合、坪月商は20万(400万÷20坪=20万)となります。
そもそも坪数とは?
坪を平方メートルに換算する際は「3.305」をかけ、平方メートルから坪を算出する際は「3.305」で割ってください。
また、一般的な坪数の目安は約35坪とされています。坪とは?平米は何が違う?単価の計算方法や望ましい広さも紹介

尺貫法をメートル法に換算することは不可能で端数が無限に続きます。
また1畳も地域によっては大きさが異なる場合があります。
ですが、簡単に1坪=畳2畳分と覚えておいて問題ないかと思います。
どんな時に使うの?
これは、売上高だけでは見えない数値があり店舗を分析する際に用いられて、今後の運営方針やマーケティング戦略に活用できます。
例えば、売上高だけに注目すると、大きな店舗ほど実績がよく見えますが、坪月商を用いることで大きな店舗と小さな店舗でも公平に分析を行うことが可能です。
坪月商の額が大きければ大きいほど、効率よく店舗を活かして運営ができているということです。
繁盛店の坪月商とは?
坪月商の数値は業種や地域によっても異なりますが、だいたい飲食業界では20万円程度までならば一般店、30万円を超えるとかなりの繁盛店と言われています。
売り上げを上げるお店作りとは?
売上を上げるためには継続的に様々な角度からのアプローチが必要ですが、まずはお店を作る段階で重要なポイントをご紹介いたします。
ターゲットをしっかりと把握
どのような人に来てほしい飲食店なのか、明確にすることが大切です。
例えば、居酒屋であればお酒を飲みたい人がターゲットとなるため、酒類を充実させる、酒に合った料理を提供することが求められます。
このようにターゲットが明確になれば、サービスの方向性がはっきりします。その結果、ターゲットにとって満足度の高いお店になり、人気やリピートを得られるでしょう。
内装や雰囲気作り
内装や雰囲気作りもとても重要な要素となります。
例えば駅の中のちょい飲み居酒屋はさっと入ってパッと飲んで帰れるように仕切りは付けず1つの空間に。
逆にゆったりと長居してほしい割烹のような居酒屋は、個室や仕切りを造り落ち着いた雰囲気にするとよいでしょう。
ターゲットが若い女性であればおしゃれでSNS映えするようなメニューやフォトスポット作りなども大事ですね。
ストレスのない動線作り
お客様や働くスタッフにストレスがかかりにくい環境を作る事がストレスのない動線作りとなります。
その結果、注文数が減り、利益が増えない可能性があります。
また、効率良く働けない環境は働いているスタッフにとってストレスとなり、離職率を高めます。
ストレスのない環境を作るためには、ホールや厨房などの動線が重要です。
ホールであれば、お客様目線で、入り口から客席、客席からトイレまでスムーズに移動できる動線が求められます。
スタッフ目線では、配膳のしやすい通路幅が必要だったり、お客様と通路での交差があまりない動線だとより良いです。厨房も移動のしやすさや調理の動線を考えた設備の配置が求められます。
まとめ
坪月商は1坪あたりの売上数であり、店舗の分析や戦略を立てるのに活用できます。
一般的に坪月商30万を超えると繁盛店と言われています。
WSデザインスペースではターゲットや立地に合わせた内装や動線作りをご提案いたします。
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今までの店舗開業事例を是非ご参考ください。